【2024年版】こたつを使って冬の電気代を安くする!ヒーターの種類による電気代の差についても解説

こたつのあるリビング

冬は暖房器具を使うことで電気代が高くなりがちです。

節電を意識しつつも暖かく過ごしたいものですが、そんな時におすすめなのがこたつです。

この記事では、各種こたつヒーターのメリット、デメリットや電気代の差について解説していきます。

こたつの種類

こたつには、大きく分けて以下の2種類があります。

・堀こたつ

テーブル下の床を掘り下げ、椅子に座るような感覚で使えるこたつ

・やぐらこたつ

床の上にテーブルをそのまま設置するタイプのこたつ

この記事では、現在一般家庭で主流となっているやぐらこたつをベースに見ていきます。

ハロゲンヒーターのこたつ

ハロゲンヒーター(こたつ)

ハロゲンヒーターは、ハロゲンランプの光でこたつを暖めるもので、パワフルに素早く暖かくすることができるのが特徴です。

●メリット
強い暖かさを提供できる、暖まるスピードが速い

●デメリット
消費電力が大きいため、他のこたつより電気代が高くなりがち

石英管ヒーターのこたつ

石英管ヒーター(こたつ)

石英管ヒーターは昔からこたつに使われているもので、遠赤外線の放出効果により体の芯まで暖めるのが特徴です。

●メリット
こたつから出てもある程度暖かさが持続する、しっかり暖まれる

●デメリット
扱い方によっては壊れやすい

フラットカーボンヒーターのこたつ

フラットヒーター(こたつ)

フラットカーボンヒーターは、広い面積を効率的に暖める省エネタイプのヒーターで、マイルドな暖かさを提供するのが特徴です。

●メリット
ヒーターが薄いため中のスペースを広く使える、掛け布団を外したテーブルの印象がスマート、省エネで電気代が安い

●デメリット
暖まるまで時間がかかる

各こたつの特徴一覧

それぞれのこたつの特徴を表にまとめると、以下のようになります。

   ハロゲンヒーター    石英管ヒーター   フラットカーボンヒーター
温かさ
温かくなるまでの速さ
ヒーターの薄さ
省エネ

各こたつにかかる電気代の比較

それぞれのこたつにかかる電気代を比較してみます。

メーカーや商品にもよりますが、最大消費電力で記載されていることの多い以下の数字で算出したもので比較します。

 ハロゲンヒーター石英管ヒーターフラットカーボンヒーター
最大消費電力600w450w300w
1時間の電気代(最大)16.2円12.2円8.1円
1時間の電気代(強)5.4円4.7円3.9円
1時間の電気代(弱)2.5円2.3円2.2円
※1kWh(1時間の電気消費量)あたりの新電力料金目安単価を27円として計算

弱いモードを選んでいる時にはヒーターの種類で比較してさほど大きな差はありませんが、強いモードで温めている際には大きな差があることが分かります。

弱モードと強モード自体にも大きな差があるので、「暖まってきたら弱モードにする」ということに気を配ると、より電気代を抑えることができます。

他の暖房器具との電気代の比較

冬に活躍する暖房器具の1時間あたりの電気代の目安は以下のようになっています。

●エアコン・・・約15.5円
※10畳用575w

●電気カーペット・・・約12.8円
※2畳用480w

比較するとこたつの電気代の安さがよく分かります。

まとめ

こたつは他の暖房器具と比べて電気代が安いです。

こたつの中では、フラットカーボンヒータータイプのものが消費電力が小さく、見た目もスマートで広々と使えるのでおすすめです。

冬を暖かく省エネで過ごしたい方は購入の検討をおすすめします。

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