【2024年版】固定電話解約のデメリット3選!解約のメリットや固定電話機を持たない利用方法も紹介

固定電話

NTT東日本NTT西日本は2023年いっぱいで、アナログ/ISDN回線の固定電話のサービス提供を終了すると発表しています。(2024年1月1日以降、現在契約されている固定電話は自動的にIP網に移行されるため、契約者は何もしなくても現状同様に使い続けることができます。)

NTTがこのような施策を決断した背景には、交換機の維持が限界を迎えることに加え、固定電話の需要が減り、他のインフラへの移行が進んだことも挙げられます。

スマートフォンの普及もあり、若い世帯を中心に、固定電話を設置しないという選択も増えています。

この記事では、現在契約している固定電話を解約する際のメリット、デメリットについて記載していきます。

固定電話を解約するメリット 3選

まずは固定電話を解約するメリットについて解説します。

通信固定費の削減ができる

最大のメリットは、固定電話の電話代が削減できるようになることです。

ダイヤル回線で固定電話を利用している場合、解約することで年間19,140円もの削減を行うことができます。

営業や勧誘、詐欺の電話を減らすことができる

固定電話の番号には、営業や勧誘の電話がかかってきやすい傾向があります。それは詐欺の電話も同じです。

固定電話を解約してしまえば、物理的にそのような電話がかかってくることもなくなります。(携帯電話にかかってくることがないわけではないので、注意は必要です。)

電話機本体を設置しなくてよくなる

固定電話を解約すれば、現在設置されている電話機が不要になります。

その分の場所が空くことになるので、スペースに余裕ができるようになります。 コードに埃が溜まるわずらわしさからも解放されます。

固定電話を解約するデメリット 3選

固定電話を解約するデメリットについても見ていきましょう。

状況によっては現在よりも通信費が高くなってしまう可能性がある

通話料だけを抜き出してみると、固定電話は3分9円前後で通話できることが多いのに対して、スマートフォンでは3分130円程度かかることもあり、固定電話の方が安くなっていることが多いです。

そのため、何も考えずに固定電話を解約してスマートフォンに切り替えるだけだと通信費が今までより高くなってしまう可能性があります。

スマートフォンには「かけ放題」や「5分通話無料」などのプランがあるので、固定電話を解約する際にはそちらをオプションで付けることをおすすめします。

また、固定電話がなくなることで、一部フリーダイヤルが利用できなくなる場合もあります。 その場合、こちらから企業に連絡する際には通話料がかかることになってしまいます。

連絡先として登録している電話番号を変更する必要がある

個人情報を登録する際に連絡先として固定電話の番号を記載していた場合、連絡先の変更が必要となります。

特に、銀行やクレジットカード会社、職場、学校などは大切な連絡が届かなくなる可能性があるので注意が必要です。

それ以外にも、保険、ショッピングサイト、ネット上のアカウントなどが挙げられます。

また、固定電話のみで繋がっている人には解約前に連絡が必要になります。

緊急時の連絡手段が減る

災害などの緊急時に携帯電話やスマートフォンが繋がりにくくなる場合がありますが、その際に固定電話があると連絡手段が増えて心強くなります。

解約すると連絡手段が1つ減ることになるというデメリットが考えられます。

一方で、アナログ回線を利用していない固定電話は、有事の際に通信制限がかかった場合、携帯電話やスマートフォン同様使えなくなってしまいます。 このため、あくまで制限がかかっていない時の連絡手段としての考えです。

固定電話機は持たずに固定電話番号を利用する方法

固定電話を持たずに、固定電話の番号を利用することも可能です。

例えば、個人事業主やフリーランスでお仕事している場合などに当てはまる事態です。

固定電話を持たずに固定電話の番号を利用する方法は、電話アプリやクラウドサービスを使うことです。

市外局番付きの電話番号を取得して、スマートフォンでその番号を使った発着信が可能になります。

着信があった際にも今までのように固定電話がある場所まで移動する必要がなくなり、スムーズな対応を行うことができるようになります。

例えば、以下のようなサービスがあります。

まとめ

今現在、どれくらい固定電話を利用しているかによって、解約した方がいいかどうかは変わってきます。

固定電話を設置したものの、営業の電話くらいしかかかってこない、という場合には解約を検討することをおすすめします。

ご自身の利用状況に合わせて、どちらがお得になるかを考えてみましょう。

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