Adoから見る、本質の見極めとエンタメの重要性

おはようございます、夏井です。

先日歌手のAdoさんが、テレビで初めてスタジオ歌唱をしたのをたまたま珍しくテレビで見てしまったのですが、このときに思ったことを・・・

まずそもそもこの方、かなり歌がうまい! 私が知っているプロフィールでは、まだ20歳になるかならないかだと思うのですが、いやまあ、素晴らしい歌唱力です。『うっせーわ』を初めて聴いた時よりもだいぶうまくなっていますね。

これまで特に気にして聴いていたわけではなかったのですが、今回のテレビで歌われていた『唱』という歌、USJのハロウィンイベントで使われたらしく、子供たちにも大人気みたいですね。USJ年パスを持つ私の子供はもちろん、遠く海外の幼稚園でも流行ってました。

あ、初めて聴いた時は、B’zの『ウルトラソウル』のパクりかと思いましたけどね。。。何度か聴いているとハマりますので、是非何度も聴いてみてください。

話はそれましたが、今回そこで思ったこと、それは「口パクとシルエット映像の違いについて」です。

実は、私は前にもYouTubeで彼女のライブ映像を見たことがあるので、ステージの後方から光を当てて、影絵が歌っているように見えること自体に驚きはないのですが、その時に感じた違和感が、テレビで見てはっきりと分かりました。

「そもそもこの踊って歌っているAdoは本物か?」ということです。

口パクとかシルエットとかいう、そもそもの段階の前で、果たしてこれは本物なのか?ということです。

テレビでは、ちょっとだけMCでご挨拶していましたし、ラジオなどもは出演されているので、普段の声自体も世間には出ていますが、そのままその人が歌っているかという保証はないわけです。もはやボーカロイドと変わらない世界。そして、それはそのまま仮想空間のキャラクターと変わらないわけです。もはや、何が現実か分からない話になってきます。

AKBや乃木坂のように、何人かで同時に合唱のように歌うとき、私はいつもこのオリジナル曲は一体誰の声なんだろうといぶかっています。人気のある人の声とは限らないですよね。

そもそも口パクでパフォーマンスするわけですから、ソロのパート以外は誰が歌っていてもいいわけです。もちろんファンの方々は分かるのでしょうが、我々にとっては誰かの歌を口パクでパフォーマンスしているのを見ているだけなのです。

そして、今回のようにシルエットだったり、そもそもアニメの映像だったりが歌っていたら、もう本当に・・・

今回のAdoさんは、髪が長くてキレイだったとか、踊りが素晴らしかったとかコメントが出ていますが、そもそも本人かも分からないわけです。

これから先、ビジネスもプライベートも含めて何が本当で何が本当でないか、ということを見極めなければならないなと思いつつ、逆にこれからはこれが常識なんだ、嘘もつき通せば本当になる、「夢を売る」という事も考えていく方が正解なのかもしれないと感じた出来事でした。

芸能界は夢を売ると言いますが、エンタメはそういうものであり、今やすべてのことにエンタメ性が必要になってきているからなおさらです。

近々私と直接会った方々とは、本質と見極めとエンタメの重要性について話したいなと思っていますので、忘年会や新年会などでお会いできることを楽しみにしています。

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ドクターライフ協会 編集部

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