日本の未来を左右する次の選挙、考えたいこと

おはようございます、夏井です。

もうすぐ衆議院選挙が行われますが、今回の選挙はドラマの多い内容になりそうですね。

と言っても、皆さんご存じの通り、自民党がひたすら自滅ゲームに向かっているために、棚ぼた的に野党がある程度勝つといったスタートから、下手すると自民党が分党して、一党独裁政治からの脱却がはかれるかもしれないというところまで予想されます。

まさかの政治改革、さすがは石破さんですね。

小泉純一郎元首相じゃないですが、自民党をぶっつぶす!のは彼になるかも知れません。

ただ、政治がボロボロになると、ホント国としての力はだいぶ削がれますので、当たり障りない、一見国民に優しい法案ばかりが通り、結果数年後には大損ということになる可能性が高いです。

この辺の説明をちゃんと出来る、未来がちゃんとプランニングできて、それを説明できて、そしてそれを実行できる政権を選べる国民になりたいものです。

10年ほど前、ベトナムで仕事がたくさんあって、その時に日本人だということが分かると、こんなことをよく言われました。

「私の好きな日本人は、安倍晋三と小澤マリアだ」と。

まさかの現役の首相とAV女優の組み合わせです。

AV女優はさておきまして、安倍晋三元首相については、こんな意見をもらいました。

「日本のトップはすぐ替わるし、何を話しているのか分からないから覚えたことがなかったが、他の国に対しての意見がはっきりしている、中国やアメリカに対しても自分の意見を言っている。だから気に入っている」

なんと!

ちなみにこれはベトナム人以外からも言われたことがあります。海外で結構人気だったのです。

日本に住んでいる日本人の一般的な意見よりもしっかりした意見で、私も少し恥ずかしくなりました。まぁ日本ほど政治に興味のない国も珍しいですからね。

実は今回書こうと思っていたのは、衆議院選挙ではなく、私の住む兵庫県の県知事選挙についてでした。

そうです、あのパワハラ疑惑などでだいぶ日本中を賑わせた斉藤元知事の失職に伴っての選挙です。

恐ろしいことに、10月27日の衆議院選挙の後すぐに告示され、11月17日投票となります。

つまり神戸に住んでいると1ヶ月以上の間、あのうっとうしい選挙カーの声を聞かないといけないということです。

でもって私、この斉藤元知事について、結構言いたいことがあるので、これは次回に回しますね。

話を戻して、日本の将来を選ぶ次の選挙、2点だけ言いたいことを言わせて下さい。

まずは政治家として、というか、人として、

「皆様のお力で、私を男にしてください」

とかなんとか、我々にそこまでお願いをするくらいなら、当選した暁にはずっと我々に感謝してください。

先生とか偉そうに言われる理由が分かりません。

人にお願いをしておいて、手にひら返しをするのは人間としてはカスです。

さらに、選挙ってお願いするものなのでしょうか?

自分が国民市民のために、こんなことが出来る!国や町をよくします!

ってことを売るものではないのでしょうか?

もちろん、公約にそれは書いてあるし、声を大にして言っていると思いますが、なんだろう、これまた結局できないことばかりで、そもそも本当にする気があったのかさえ怪しいレベル。

世間では詐欺と呼ばれますよね、こういうの。

もう1つは、簡単な政治改革です。

これだけマイナンバーとか、インターネットが普及しているのです。

ネット投票にするべきです。

これだけで面倒くさくて行かなかった層が投票します。

面白いことに、投票するとなったら、少しは政治について考えるようになります。

そして投票した後にどうなったかも気になるものです。

政治に興味を持つわけです。

最初は大混乱かも知れませんが、最終的には高い投票率と安い選挙運営費用が手に入ります。

そうそう、選挙ドットコムというサイトに、投票マッチングというページがあります。

20の質問に答えると、あなたに合う政党が分かるそうです。

1度好き嫌いを抜きにやってみることをおすすめします。

実は全然これまでと違う政党が、自分の好みなのかもしれないことが分かります。

まぁ、私が本当に政治改革をするなら、国民の権利である参政権をもっと拡大して、国民の義務に変えてしまうでしょう。

『選挙1回投票しないと罰金1万円』

みたいなものです。

投票しないと来年の住民税が上がるんです。

これなら投票するでしょうね。

ただ、あまり投票率が上がると困るのが政治家なので、これもやらないだろうなぁ。

ちなみに、この制度はオーストラリアやベルギーなど結構な数の国で導入されています。

当然のように90%以上の投票率になりますが、日本に当てはめると、日本の成人人口は1億ちょっとなので、1億人が投票することになります。

なかなか壮観です。

日本も昭和までは衆議院選挙の投票率は75%位あったのです。

そして今では6割も満たない状況です。純粋に今の1.5倍の票を集めないと当選しないわけです。

ますます年齢層の多い高齢者に向けての選挙になっちゃうかな・・・

でもそれが民意なのであれば仕方ないことです。

自分たちで選んで、自分たちのしてほしい政治をしてもらえる、そんな民度の高い国になりたいもんですわ。

それでは~。

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ドクターライフ協会 編集部

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