希望の光を追い求めて 〜 失明寸前の危機 Part.3

おはようございます、夏井です。

突然ですが、Appleのデバイスの液晶画面がRETINA DISPLAYというのは皆さんご存じですか? 数年前に出て、今やこれがスタンダードになりましたが、このRETINAってのが網膜って意味だったりします。

網膜ディスプレイ、私のように何回も網膜が剥がれて、クレーターみたいな形をしている網膜持ちにとって、眼の中に移植して欲しいような機能です。

私は携帯2台持ちなのですが、毎年1台ずつiPhoneの新型を買い換えて持っています。

こう聞くと偉そうな感じですが、私にとってこの携帯は眼の代わりなので、遠くを見る時も、近くを見る時も、カメラ越しで見た方がクリアなので、重宝しています。写真を撮ってズームしてみたりしないと、もはや小さい文字も見えませんし、遠くに何が書いてあるかも分かりません。

その機能が毎年向上しているのを見ていると、いつか私の眼の代わりになることができるものが発明されると確信しています。ちなみに、そもそも眼の機能は人間の寿命よりも20年短いと言われています。60にもなると皆白内障になったりするのは、当たり前のことだそうです。

私の場合、網膜が完全に剥がれたあとに貼り直しているため、真ん中にある黄斑というレンズに相当する部分にシワが入ってしまい、おかげで中心部ほど小さく見えます。つまり真ん中にあるものがゆがむので、字が読めない状態です。ついでに言うと、水の中から見ているような感じです。

右眼と左眼で見えるものが違いすぎるため、距離感がおかしくなります。これでゴルフをすると、どこにボールがあるのかよく分からない状態で打つことになり、何をしているか分からなくなってしまいます。明るくなったり暗くなったりすると、若干パニックに陥ります。さらに、山道を歩くとかなり危ないです。

そもそも左眼も20年使わずに生きてきたのですが、この視力もかなり悪く、コンタクトを数種類持っています。

あまり皆さんは知らない話なんですが、眼の矯正をする時に、どこに焦点を合わせるかでメガネやコンタクトの度数は変わります。ちょうどいいと言われているのが、眼の検査くらいの距離なので、その距離に合わせますが、私の場合は近く、大体30センチから3メートルくらいが見えないと困るので、それに合わせたものを普段使っています。

なので、遠くを見たかったら最初からそれ用のコンタクトを入れるか、今のコンタクトの上にメガネをかけるか、という選択になります。コンタクトしてメガネなんておかしな話に聞こえますが、これで老眼も来ると、近くは老眼鏡まで必要になるわけです。あー大変です・・・

そんな私は、眼のためにいくつかのことをしています。

1.幹細胞上清液やNMNの点滴
2.NMNやルテインなどのサプリ
3.眼内レンズの導入の検討など

です。

1については、幹細胞上清液にもいろいろありまして、いくつか試しました。脂肪由来や歯髄由来、臍帯血由来、骨髄由来などがあり、今は歯髄由来のものを使っています。これが一番神経に効くという事で使っているのですが、今度は骨髄由来を試してみようと思っています。

眼に効いてほしいと思ってやっていますが、副作用というか本作用として美容やアンチエイジングに効くそうなので、その効果も副次的に出たらいいなという感じです。

NMNは細胞の活性化を促すらしく、こちらも定期的に打っています。

2については、特にルテインは眼に効きます。これはもうほぼ間違いないです。1と違って価格も安いので、ぜひ皆さんも試してみてください。眼の疲れ方が全然違います。

3については、コンタクトを外すともはやどこに何があるか分からない状態で、コンタクトを探すという一大イベントを毎日しないといけないので、いっそ眼の中にレンズを入れてしまいたいという話です。

若いうちでしたらICLというのがあって、調べてもらえば分かりますが、眼の中にレンズを入れるので、LASIKと違って角膜に傷も付かずいいとされています。私もそれをしようと思って調べたのですが、大体40代までと言われているので諦めました。

ところが、もう一つ目に入れるレンズがありまして、私にはこの違いが分からないのですが、これは白内障の手術の後に入れるレンズです。白く濁った水晶体を取り替えるんですが、このレンズに度が入っているので、結局ICLと何が違うのか?分からない感じです。ちなみにこちらは保険適用だったりします。

なので、わたしもこのレンズを入れてもらおうと思って主治医に聞いたところ、次のようなお返事をもらいました。

「うちは基本的に単焦点のレンズしか入れない。多焦点レンズは高くていいものもあるけど、例えば今だと5段階分くらいのがあるのだけど、これがちょうどいい場所と焦点が合う人にはいいんだけど、そうでないとかなりストレスになる。

あと、単焦点、つまり一つしか焦点が合わないものはそこだけはよく見えるけど、多焦点はそれぞれでは単焦点ほどは見えない。

あなたが使うのならば、単焦点にしてあとは場面場面でメガネで補正する方がいいのでは?

レンズ交換は出来ることは出来るけど(ICLなどの広告では、合わなければすぐ交換可能と謳っている)あまりオススメするものではないし、そもそもあなたは眼の状態がよくないから、何回も交換する前提で考えない方がいい」

と言うことで、おそらく私はこれから単焦点レンズの手術をすることになりそうです。

医療技術の進歩は著しく、眼で困っている人はたくさんいるので、今後ますます眼にまつわる技術は上がっていくと思いますが、それまでは何とかこの大事な眼を保たせて、その時を待ちたいと思います。

スマホ画面に出るくらいの画像を自分の目で見れたら感動間違いなし!です。

それでは~。

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ドクターライフ協会 編集部

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