子供のやる気を引き出す勉強法と、超一流への道

こんばんは、夏井です。

先週は中学受験の話をして、そのまま開成高校の受験を見に行くという話をしましたが、朝7時半くらいに受験風景を見に行ってきました。中学受験よりもだいぶ大人びているため、それほど悲壮感を感じませんでしたが、この大学受験と違った一発勝負の雰囲気、オリンピックのような一度きり感を感じられてよかったです。

そんなわけで、塾には通ったことはないですが・・・なぜか試験が得意で、そこそこの高学歴になってしまったおかげで塾講師をしたことがある私から、少し勉強が得意になる方法について語ってみたいと思います。

勉強の基本としては、まず興味があるかないか、これに尽きます。興味がないことをやるのは非常に苦痛です。結果、勉強はただの苦行になります。私は、幸いにも趣味が「知らないことを知ること」だったので、この点に関しては楽でした。しかし、そうでない人もたくさんいるので、これらの人に教えたのは、「勉強が出来ると得だ」ということでした。

相手が子供という前提ではありますが、例えば、いつも50点くらいの人が70点取ったとします。もうそれだけで、親は狂喜乱舞です。周りが喜ぶと、ちょっと本人はやる気になります。なので、親は何とかして点を取らせます。例えチートっぽい手段を使ったとしても、これでやる気を出させます。

また、教え方として、今勉強していることがこれから何に役立つかを教えます。役に立たないことを教えても子供は興味がないので、覚えることは難しいです。なので、ゲームやマンガに置き換えて説明してあげていました。ゲームが強く、うまくなるためなら算数が出来るようになりたいという子供の真理を突きます。

次は、少し出来るようになった段階で先生と生徒を逆にして、教える側にまわしてみます。人に教える喜びを覚えると、もっと教えるためにとしっかり勉強するようになります。人に教える、つまりアウトプットを他人のためにする前提でものを勉強したり考えたりすると、かなり理解力が上がります。

私は、うまくこの辺の飴と鞭を併用して、あまり勉強が好きでなく結果の出ていなかったクラスを受け持ち、すぐに平均点以上くらいのクラスにすることが出来ていました。しかし私はプロではないので、この先に、本当に大変な壁があることを知っていたため、ここから先はプロに任せることにしていました。

80点から先が大変なのです。ここからなかなか伸びないわけです。勉強でも仕事でも。

受験の場合、ある偏差値を境にガラッとレベルが変わります。簡単に言うと、ある一定のレベルから、問題の質が大幅に変わります。今で言う、共通テストのように全員同じ問題を受けるのであれば、偏差値の違いは数字通りなのかもしれません。しかし、その後に受ける二次試験や、私立のようにすべてのテストが違う場合、偏差値に合わせたレベルの問題が出るようになります。

私がそこそこの大学に行けた理由も、その簡単な全体試験でうまく点数が取れただけで、二次試験をまともに受けていたら、積み重ねていた人たちに勝てなかったと思います。私のやり方では、正直そこそこの学校に効率よく入る方法、例えばそれが勉強法や、試験のやり方が得意なだけなので、本当の超一流にはなれないと思っています。

これは仕事でも同じです。ただ、勉強や仕事は、誰もが頑張れば出来るわけではなく、ある程度出来れば十分なことが多いです。

私は、勉強や仕事自体の能力ではなく、その人に合った仕事のやり方や、どうやったら効率よく皆がうまくいくかというのを考えるのが好きでして、この分野でいっぱしになりたいと思っています。できれば、そこで一流以上になりたいなと思っています。一流は、努力すれば大抵の人がなれます。でも、超一流は才能がないとなれないと確信しています。

経営者の皆さんは、少なくとも一流の何かを持っていると思いますが、是非才能に見合った超一流になってください。皆さんのうまい才能の使い方を見るたびに、私のテンションはダダ上がりです。そして私もそれに負けないように、私の才能を開花させたいと思います。これが今年、いや私自身の人生の目標だったりします。

あ、なんか書くだけで上がってきましたね!

それでは~。

この記事の執筆者

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ドクターライフ協会 編集部

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