投資のリアル:ビジネス選びの難しさと可能性

おはようございます、夏井です。

私はこれまで、色々な会社や人に出資をしてきましたが、出資はあくまでも借金とは違うため、なかなか保全がきかず苦労してきました。

ラーメン屋を引き合いに出してお話しすると、だいたい出資をする際に必要なお金は、店舗を始めるにあたっての初期投資です。これが2千万円だとして、このお金はある程度の運転資金を残してほぼなくなります。このお店が私に毎月100万円ずつ配当の出せる店だとしても、20ヶ月かけてやっと元本が返ってくる感じです。

よく飲食店は、3年で回収と言いますが、これでも毎月30万円の配当をもらうだけでこのお店がそれから長く続いていってもらわない限り、儲からないことになります。

そして、私が投資したお金を引き上げたい場合、やっている人間か、その代わりにオーナーになってくれる人がお金を出してくれない限り、満額でお金が返ってきません。

もちろんある程度の利回りになれば、高く売れることもありますが、なかなかそういうことはありません。そもそも3年で回収と言ってますが、自分自身が働いて、のことが多いので、給料でもらっているようなものです。

ですので、1年で元が取れるようなビジネスモデルでなければ、現状は飲食店にはなかなか手が出しにくいという気持ちがあります。

次に、施設や設備や土地そのものに価値があって、それを購入するためのお金に投資するとします。この場合は、最悪その分のお金が返ってくることになるので、利回りが少し低くてもよいです。

飲食店で言うと、キッチンカーのようなものです。キッチンカーだと、場所が悪ければ場所を変える事が出来て、販売するもの自体を変えることもできます。さらに、最悪キッチンカー自体が売れます。なので、私が飲食店をするとしたら、キッチンカーの一択です。

一方、もし私が投資をするとしたら大きく分けて三つあります。

  1. 自分自身が持っているビジネスとシナジーがあるビジネス
  2. お金がお金を生むビジネス
  3. 人のためになり、かつ、少利益ながら安定した利益を生むビジネス

です。

1は、色々な業種に絡んでいるため、バックオフィスを一元化できたり、顧客を利用したりできるので、効率よく仕事できるからです。

2は、さきほどの飲食店で言うと、仕入のお金だけ投資するようなものです。店舗にある商品が担保のような感じなので、取りっぱぐれは少ないです。

3は、もう30年も事業をしていると、何かいいことをしたくなるわけです。

私は本来はスポーツ関連のスポンサーチックなことがしたかったのですが、なかなかそこまでには至らず、結局教育や福祉関連の仕事を小さくやっています。この仕事のよいところは、喜んでくれる人達の顔が見られることです。また、時間はかかるものの、比較的安定した収益になるのが魅力です。

面白い話は毎月たくさん来ますが、上記の3つのような仕事が来たら、なんとかできないかなあと頭を絞るのが私の趣味だったりします。まあ、ほぼ計画倒れで終わりますが、ダメな話をどうやったら出来るようになるかを無駄でも考えることが面白いんです。

これを読んだ方で、私とビジネスで遊んでみたい人がいたら是非ご連絡くださいね。

この記事の執筆者

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ドクターライフ協会 編集部

ウェブビジネスサポートやコンテンツ配信の傍ら、会員企業にインタビューを行っております。
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