おはようございます、夏井です。
今回は、企業がSNSを利用する上での目的と、それを達成するための考え方についてお伝えします。
企業がSNSをする目的を大きく分けると、
- ブランド認知度の向上
- 集客
- 求人採用
この3つにたどり着きます。
顧客とのコミュニケーションは、ブランド認知度向上にも繋がりますし、ファン化して集客に繋げることもできます。さらに、その様子を見て、働きたいと思う人も出てくるわけです。
ただ、目的に沿って施策を行うことで、その目的に特化していくことになります。このため、SNS運用は、具体的な施策と目的をきちんと洗い出し方向性を間違えないことが大切だと言えます。
ちなみに、我々は広告業と実業を行う企業とタッグを組んで、この作業を行っています。このため、世間によくある「THE 広告代理店」ではなく、実業の数字に基づいた企業の広告部のやり方のイメージです。
同じ業種や違う業種の企業が行った施策について、その実数を元にして運用を行うので、予測が立てやすいというメリットがあります。当然うまくいった施策ばかりではなく、たくさんの失敗を重ねながら進んできたわけですが、これがかなりの学びとなり、強みになったと確信しています。
必ず勝てる方法、いわゆる必勝法というのは世の中にほぼ存在しませんが、必ず負ける方法、いわゆる「必敗法」は存在します。
私の経営者としての経験は30年を超えますが、この「必敗法」については、毎年毎年新しいものが生み出され進化しているのを感じます。
一方、いまだに「必勝法」と断言できるものは見つかっていません。
それでも、運良く勝てたり、細々と勝てることはあってここまで生きながらえていますが、「必敗法」はかなり知っています。このため、やってはいけないことをそぎ落とし、少しでも勝ちに近づけるノウハウは持っています。
30年以上前の起業当初から、私の会社の社訓は「義理と人情とやせ我慢」から変わらず、ニコニコと負けながら、トータルで勝つということを目標にしてきました。
経営というのは、そういうものだと思っています。
SNS運用も同様に、一度の成功を求めるよりも、方向性を間違えずに一歩一歩進んでいくことで、長期的な成功を目指すことが重要だと考えます。
協会の皆さんとも、情報を共有し合いながら高みを目指していければいいなと考えています。