<コンプラVSエンタメ>AIが導く24時間テレビの未来像

おはようございます、夏井です。

何をやっているかはよく分からない24時間テレビと27時間テレビ、人生の中でチラっとは見たことはありますが、さすがに全部通しで見たことはないです。オリンピックは、ほぼ全中継見ていたこともありますが(笑)

24時間テレビの募金のうさんくささは今に始まったことではないですし、芸能人がボランティアと言いながらギャラをもらっているのも、この際どうでもいいです。

楽しくなければテレビじゃない、と言っているフジテレビがどんなことをしていても、見たい人がいればいいと言われればそれまでですし、それ以下でもそれ以上でもないです。特に24時間テレビの福祉にテーマを置いた番組は、啓蒙活動としては素晴らしいと思います。

そんな中、なぜか両番組ともメインのコーナーはマラソンです。おもしろいことに、マラソンをしない人はこれに感動する人が多く、マラソンをする人はこれを批判する人が多いです。

やってない人はその大変さを実感できないので、この暑い中苦しそうで大変だなぁという感じで見ているだけなので、24時間近く走っている姿を見て同情してしまい、最後は感動してしまいます。たとえ嫌いな芸能人が走っても、最後には好きになるという素晴らしいストーリーになってます。

特に24時間テレビは、ZARDの「負けないで」がすり込まれるほど流れてきます。青春を思い出します(笑)

と、話はそれましたが、逆にマラソンする人からは、この真夏の炎天下にこんなことをするのは常識外れだ、いつか事故になるという批判が多いです。最近の夏は、昔の夏とは温度が5度は違っていて、夏の高校野球甲子園もやるべきではない、という人もたくさんいます。

東京オリンピックもこの時期にやるべきではない、という議論がすこーしだけされましたが、結局この3つとも、商業的、慣習的な理由などから、夏に行われています。

私は全くテレビ局のやり方や考え方(上から目線なところとか)は好きではありませんが、このエンタメ重視の姿勢は悪くないと思っています。コンプライアンスや他人の意見を尊重しすぎては、何もできなくなってしまいます。

やっている当の本人たちのことや、その影響を受ける人たちなどを思って、いろいろと正しい意見を言っているのだとはわかるのですが、おそらく余計なお世話です。

24時間テレビのマラソンランナーになりたいと思っている人は、かなりの数いるはずです。そして、例えそこで倒れてもいいと思っている人もたくさんいるはずです。オリンピックしかりです。

関係者が大変でしょうというのもお門違いです。それが仕事なのですから。しかもコンテンツとして、世間から一定の評価がされているわけですから。

ではこれをもって、一般人が真夏に走るか?と言われたら、同じようなことをYOUTUBERならするかもしれません。でも一般人がすることはほぼないと思います。というか、できない・・・ 対価もなくやらないですよね。

お笑いでも、コンプラが厳しくなり、当たり障りのないものばかりがテレビにあふれていて、もはやクレイジーなのはネットの世界と現実の世界という逆転現象が起きています。昔はテレビが非現実的だったのに。浜ちゃんだけは、なぜか今でも人の頭をどついても許されているのか、既得権なのか、時々悩みますが。

昔のお笑いは人を陥れて笑うのも多かったので、いじめのやり方に繋がるからよくないと言われ、なくなってしまいました。今の子供たちはそもそもテレビを見ないですから、ネットの中のコンプラまで1つ1つ潰していかないと意味がなくなります。AIがするんですかねえ、そのうち。

エロとグロはほぼ制御可能になっているので、近いうちにこれが成立したら、本当にどんな世界が待ち受けているのかと心配になります。ネットでしか見ていないのに、知ってる、もう見た、経験した、と感じてしまう人が多くなると思います。本当にかわいそうです。

AIやVR(仮想現実)が発達すると、もう現実と仮想の世界の区別はつかなくなってくるはずです。

みなさん、もっと現実に向き合って、リアルに手に取って経験できる世界と話をしましょう! そうしないと、ゲームの中のイチキャラにしかなれなくなりますよ。

さぁ、皆でリアルの世界にレッツゴー!

それでは~。

P.S. 今回この記事を書いた元ネタは、今度出す絵本だったりします。今年発売予定なので、よかったら皆さん買ってくださいねー。

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ドクターライフ協会 編集部

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